よく「過剰な被リンクはペナルティ」の対象になるって話はききますが、これってほかのサイトにやったらライバルの検索順位を 下げることができそうじゃないですか???
最も代表的な被リンクの数についての疑問は,「一気にリンクを増やし過ぎるとスパムになるのか」ということだと思います。これにつ1141いては私の検証結果も含めて解説いたします。
過去に開催されてきた、Googleカンファレンスでもこのことに触れられてきており、その中ではハッキリと「できない」と主張されており、以前からGoogleではできないと断言しています。
しかし・・・一般的に考えれば「過剰な被リンク」を他のサイトに行えば、「過剰な被リンク」として任意にスパム行為ができるわけですよね。これがいわゆる、「逆SEO」という行為のひとつですね。そう考えたらGoogleの主張は本当に正しいのでしょうか。
このページの目次
大量の被リンクはスパム扱いになるのか
実際のところ、Googleでは大量にリンクが着いたからと言ってスパム扱いにはならず、リンクを貼り付けてあるサイトの質を見て判断するようです。そして、あまりにも被リンクが多い場合、おそらくGoogleからウェブマスターツールを通して警告・またはペナルティの報告が届くこともあります。
ただ、大半は特に問題視されないことが多いのが現状です。万が一警告が来た場合も、リンクの否認という方法で対処は可能ですのでそこまで脅威とは言えません。
過去に実施した被リンクテスト
ブログに対する被リンクテスト

ジャンルが違うブログを3つ作成し、記事を20個ほど投稿し、ある程度順位が上位になってきた状態で、100個、300個、500個、と段階ごとで被リンクをかけていきました。順位が落ちた、ペナルティになったといった現象は起こりませんでした。
絶対に大丈夫だとは言えませんが、少なくとも100個程度のリンクであれば、気にすることは無いと考えています。
この結果からも、ある程度外部からの攻撃を受けても正しく判断されていると判断したほうがいいかもしれません。
被リンクがペナルティとなりえるケース

ただし、googleに特許からも言えることですが、googleは4つ程度前までのリンク元をたどるような仕組みがあります。
そこで被リンク元のIPアドレスをたどった結果、特定の企業のサーバーにたどり着くようなケースはペナルティになりえる可能性が高いです。
これが外部リンク業者の問題であり、ペナルティを受けてしまう理由なのです。
オーガニックリンクをどうやったら獲得できるかを考えるのが重要
一気にリンクが増えることは不自然ではあるものの、実際には起こりえるものです。たとえば、yahooニュースや人気ブログに取り上げられたり、SNSで拡散された場合、1日に1000以上のリンクが発生することもあります。
王道はコンテンツマーケティングとSNS発信

多くの方にオーガニックリンクの獲得とアクセスアップのために取り入れられているのは「コンテンツマーケティング」と言う手法です。
コンテンツマーケティングとは、簡単に言えば見込み客などに対して、SEO対策を加味した有益なコンテンツを作成することでウェブサイトのアクセスアップを図る施策を指します。SEO対策といっても、検索キーワードが多いビッグキーワードだけを狙うのではなく、検索数が少ないが成約率が高いニッチなキーワードに対して対策することもコンテンツマーケティングになります。
この施策を行うことで、サイトを更新していることによる評価だけではなく、アクセスがあがることによる内部評価もされ、さらには自社でSNS発信をすることで第三者からシェアされたりすることで被リンクも獲得できる可能性があります。つまり、外部SEOの強化ができる可能性もあるのです。
まとめ
SEO対策には被リンクとコンテンツというものはセットで考えるべきであり、評価の基本といえます。被リンクを大量に集まれば影響を受ける、といったような簡単なことではなく、様々な目線からgoogleは評価・判断します。
安全なSEO対策を進めたいのであれば、自社サイトのコンテンツの内容や、リンク元サイトの質を高める努力が必要であり、これをしっかりと行っているのであれば外部からの攻撃は気にする必要はありません。
ただし、絶対に被リンク業者に依頼するのだけは避けてください。これは確実にペナルティになるとお考えください。