Amazon(アマゾン)は毎年とんでもなペースで売り上げが伸びている、まさに怪物ともいえる存在です。なぜそこまでamazonが伸びているか、いろんな理由もあると思いますが、基本的には値段が安い、というものもありますが何より豊富な商品数、そしてSEOに強いためどんな検索にも引っかかってくること、などがありますね。
弊社では様々なAmazonアカウントの運用代行を行っており、その実績から得られたAmazonの集客・内部SEO対策の鉄板をご紹介したいと思います。
このページの目次
Amazon運用が失敗しにくい理由について
多くの方が出品をしているAmazonですが、ジャンルにはよりますが比較的楽天市場などと比べるとは失敗しにくい傾向にあります。その一番の理由だと思われるのが、まずamazonというプラットフォームの仕様です。
楽天などの同じモールと異なり、特定のショップから購入した、というよりは「私はアマゾンで購入している」という考えのユーザーが多いことが挙げられます。amazonに対しての固定客になるため、ショップ単位でのリピート対策は非常に難しいのですが、圧倒的な利用者が多いのが何よりも魅力です。
通常であれば売上はじわじわと増えていくことが多いのもamazonモールの特徴と言えます。出品するアカウントの商品がいかに表示機会を得るかがamazon集客の上で重要なポイントとなります。
ただし、既存の商品を仕入れて売る、というスタイルであればすでに競合で飽和しているため例外として難易度が跳ね上がります。Amazonそのものが販売していることもあるくらいですから。
なので、あくまで本記事では独自商品を売ることが前提のノウハウとなります。
Amazon SEO対策とアルゴリズム
もう、本当に売り上げはバカみたいに上がってきています、異常です。実際のこのグラフを見てもらえればAmazonがどれだけ成長しているかがわかるかと思います。

このamazonにのっかるために集客対策を実施していくわけですが、amazon攻略のためには絶対に知っておかないといけないことがあります。
それは・・・
「amazon検索アルゴリズム、A9」です。

ご存知の方は多いと思いますが、google同様に楽天市場やAmazonにも内部検索結果には独自のアルゴリズムが導入されています。これを攻略するのがいわゆるSEO対策ですね。
このAmazonの内部SEO対策こそが売り上げアップの近道になるのですが、この内部SEO対策はかなりブラックボックスといえ、ネットでもほとんど情報がありません。
しかし、実は弊社は地元の協力会社さまがアマゾン本社の方から直接対策の内容を定期的のを教えていただいているので、その内容を特別にシェアしていただいております。
今回、その対策としてどんな要素があるのかをご紹介したいと思います。
Amazon内の検索エンジンシステムA9
Googleの検索エンジンが“Google bot”と呼ばれて独自のアルゴリズムで順番が決められております。楽天やbingサーチ内のも独自の検索アルゴリズムがありますが、Amazon内の検索エンジンも“A9”という名前が付けられ、独自のアルゴリズムが導入されています。
A9のアルゴリズムは、ユーザーを最も“購入”に繋がる商品に導くこと、つまりユーザービリティを第一に考えられており、Amazonにおいて売り上げが上がりやすい商品が検索上位に表示されるようになっています。
現状判明しているA9が評価するポイントは以下の通りになっています。
- 商品の内部設定情報
- FBA在庫数
- 一定期間の販売数と売り上げ、ユニットセション率
- レビュー数
商品の総販売件数と商品ページへのアクセス数(PV数)
amazon内でのキーワード検索での表示順番についてですが、一番重要だといわれたのが、商品の販売件数とアクセス数(PV数)が重要なポイントとなります。

基本的には定期的に順位変動が起こっており、直近でどれくらいの売り上げがあるのか、どれくらいのアクセス数があるのかを重要視しています。これが面白いことに、一度amazonで商品が売れ始めると、アクセス数も売り上げも落ちることがほとんどなくなります。露出が増えるので、アクセスも売り上げも増えるという、よい循環ができるのです。
この点、ずるはできません。プロクシーをさしてIPアドレスを入れたり、トラフィックエクスチェンジを使ってもばれますよ。特にトラフィックエクスチェンジは表示することもできません。
商品ページのクリック率と購入率について

さらにamazonでは、検索結果からの商品ページへのクリック率とそこからの購入率も評価対象となっております。そうなると、タイトルや画像がしっかりと選定してある必要があるわけです。
購入者のレビュー

楽天の内部SEO対策ではレビューの数がかなり重要視されていますが、amazonでもレビュー件数とレビュー点数は判断基準とされていますが、あまりその評価の比率はそんなに高いわけではないみたいです。
基本的に商品購入率などに影響するエリアなので、SEOのためではなく売り上げアップのためには必要な要素と言えます。
Amazon検索キーワード登録

商品を登録する際、設定の中から検索キーワードの登録ができるページがあります。ここには実際に利用者がが商品検索をする時、「どのような商品をどういう目的で検索するか」を予想し、キーワードを登録します。複数キーワードが登録できるので、出来るだけ多く入力しておくことが重要です。
以前はここに関係のないキーワードを大量に入れ込んでアクセスアップをすることができました。アマゾン出身のコンサルタントの方もこの方法を多用しておりましたが、この手法は今ではペナルティの対象になるので絶対に関係の無いキーワードを入れることを控えてください。
商品カテゴリの登録

商品カテゴリを選択しており、さらにそのジャンルが適切であることも重要です。通常の検索欄を使用しないユーザーや、ランキングやカテゴリで商品を探す人の対策としては、カテゴリ登録も忘れずに行いましょう。
既存商品はやはり価格で勝負する

楽天と大きく異なる点としては、amazonの検索結果は、“1つの商品に対し、1つの商品ページのみ”というのが大きな特徴ともいえます。そのため、同じ商品に対して多数の出品者が存在し、値段で競い合っているということも珍しくありません。もしも既存商品で戦うのであればライバルと価格勝負するのも一手です。
amazon FBAの導入

FBA(フルフィルメント by Amazon)こそが、実は内部SEO対策ではもっとも重要といえます。FBAを利用すれば一般のネットショップと異なり、amazon倉庫に会社から配送・納品し、amazonが受注管理・出荷配送・カスタマーサービスを行ってくれるというとんでもないサービスです。
このFBAを使い、Aamazon倉庫に商品があるかどうかという点は、内部SEO対策の上ではもっとも重要視しているようで、かなりの影響を及ぼしています。
ただし、このFBAを利用するには検定を突破する必要もありますし、保管料も取られますので、商材選びなども必要になります。
短期間の売り上げと購入率

Amazonの場合、短期間での売上もアルゴリズムに大きく関係します。そのためには転換率を上げるという施策も必要です。Amazon内では楽天や独自のネットショップと異なり、大きな画像を設置して、商品のしずる感を出す、というものができません。なので、ページ設定での説明文章がとても重要です。細かい情報や使い方があると無いでは購入率が大きく異なります。
さらには画像数もできるだけ多い方がよく、さまざまな角度など、複数登録をしておくことで購入率を上昇させることができます。
また、期間を限定して値下げを行い、SNSやプレスリリースを打つなどして目立たせるなどの対策もオススメです。
amazon集客を学べばamazonブームに乗っかれる

amazonはいまやネットショップだけでなく、いわゆる転売ビジネスや輸入ビジネスでも利用されており、在庫がなくてもビジネス利用できる幅広いニーズを持った媒体ともいえます。
あがり続ける売り上げに便乗し、amazon集客・内部SEO対策を学び、実践すれば多くのライバルを出し抜いて結果を出すことができるでしょう。ぜひ、早めに実践してみてください。
ちなみに弊社ではAmazon運用代行も行っています

弊社ではAmazon運用代行、アクセスアップ、広告運用代行などをワンストップでサポートするサービスを行っております。ご興味がある方は是非詳細をご覧ください。